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お知らせNews

2016.07.05

【第62号】認知症予防のための脳刺激NO2

■今回メルマガは前回の続きです。
 先日、夕刊フジ主催の
 「認知症予防のための運動セミナー」

 に、常に【情報】と【勉強】ということで
 参加してきました。


 前回のメルマガの内容は、

 【認知症予防には運動が一番効果的】

 ということでした。


 では、今回は

 【なぜ運動が効果的なのか?!】

 &

 【パートナーストレッチの適切な受け方】

 についてです。


■運動をしていたのに認知症になったとか、
 毎日スポーツクラブに通っていた人が

 認知症になったというケースが結構あるそうです


 それは運動のやり方に問題があるようです。


▼人間は脳から送られた電気信号が

 ↓

▼脊髄(背骨の中にある太い神経)を通って、

 ↓

▼手足のような各筋肉に電気信号が行き、
 運動動作が起きます。

 これを【運動神経】といいます。


 この逆で、

▼各筋肉から電気信号が発生し、

 ↓

▼脊髄を通って、

 ↓

▼脳にその刺激が伝わる

 というものを【感覚神経】といいます。


■認知症の人は、
 この運動神経は正常だが、

 【感覚神経】が正常な機能をしていないそうです


 それは具体的にどういう現象かというと、


▼スクワット等の筋トレをしても
 何回でもできてしまう


▼ストレッチで筋肉が伸びていても
 それが感じられない・わからない


▼カラダは疲れているが、脳にその疲れが
 伝わっていないので、遠くまで歩いて行ける。

 いわゆる7km先で見つかったというような、
 長距離徘徊がそれにあたるそうです。


 これらは実際は筋肉の中で刺激が起き、
 電気信号が発生しているのに、

 その信号が上手く脳まで到達しない

 ということです。


■このような高齢者はほとんど確実に
 認知症になってしまうそうです。

 その逆に、それが改善されると
 認知症を予防できるようです。


 驚きなのが、

 アルツハイマー病になってしまうと
 進行を止められないのですが、

 認知症予備軍(MCI)は
 改善どころか適切に運動すると

 【全員】治るとおっしゃっていました。


■そのために今回紹介されたのが、

 筋トレやストレッチを
 その刺激を受けている筋肉を

 【意識しながら行う】というものでした。


 筋トレは筋肉に重力という負荷をかけるため
 【きつさ】が普通感じられます。

 ストレッチは普段縮こまる癖のある筋肉を
 強制的に伸ばすので、

 【伸びている】という実感が感じられます。


 その感覚が分からないということは、

 必ず筋肉では電気信号が発生しているので、
 刺激が脳まで上手く伝わっていないということは

 その感覚神経がおかしい訳です。


 その感覚を実感できるように、
 感覚の刺激を脳までつなげてあげる

 訓練をしていくことが必要なことのようです。


■では、皆さんは当ストレッチ屋さんで

 毎回パートナーストレッチを
 受けていただいておりますが、

 どのようにすれば良いかといいますと、


 【伸びてる筋肉を意識してください】

 「痛気持ちよーく伸びているなぁ」という
 感覚を各筋肉を伸ばす時に実感してください。

 そうするとその刺激は脳に伝わり、
 筋肉が伸びやすくなります。

 ということは以前から知られていましたし、
 私達もお客様に伝えていることなのですが、


 これにプラス!
 それが脳にも良いんです!!


 よく、マッサージや整体に行った時に
 東洋医学的な観点からでしょうが、

 【施術中に眠ってしまうと効果が落ちる】
 と言われています。


 それはこのような西洋医学的な観点で
 説明することができる、

 【脳への刺激】
 とも関連しているのかもしれません。


 今週もパートナーストレッチを受けて

 是非、筋肉だけでなく、
 あなたの脳にも刺激を与えましょう!!


 運動はやると良いことだらけですね。
 ストレッチは運動の一種です。



 ♪参考♪(メルマガバックナンバー)

 運動3原則とは?!
 http://goo.gl/zRmXSp

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