■今回メルマガは前回の続きです。
先日、夕刊フジ主催の
「認知症予防のための運動セミナー」
に、常に【情報】と【勉強】ということで
参加してきました。
前回のメルマガの内容は、
【認知症予防には運動が一番効果的】
ということでした。
では、今回は
【なぜ運動が効果的なのか?!】
&
【パートナーストレッチの適切な受け方】
についてです。
■運動をしていたのに認知症になったとか、
毎日スポーツクラブに通っていた人が
認知症になったというケースが結構あるそうです
それは運動のやり方に問題があるようです。
▼人間は脳から送られた電気信号が
↓
▼脊髄(背骨の中にある太い神経)を通って、
↓
▼手足のような各筋肉に電気信号が行き、
運動動作が起きます。
これを【運動神経】といいます。
この逆で、
▼各筋肉から電気信号が発生し、
↓
▼脊髄を通って、
↓
▼脳にその刺激が伝わる
というものを【感覚神経】といいます。
■認知症の人は、
この運動神経は正常だが、
【感覚神経】が正常な機能をしていないそうです
それは具体的にどういう現象かというと、
▼スクワット等の筋トレをしても
何回でもできてしまう
▼ストレッチで筋肉が伸びていても
それが感じられない・わからない
▼カラダは疲れているが、脳にその疲れが
伝わっていないので、遠くまで歩いて行ける。
いわゆる7km先で見つかったというような、
長距離徘徊がそれにあたるそうです。
これらは実際は筋肉の中で刺激が起き、
電気信号が発生しているのに、
その信号が上手く脳まで到達しない
ということです。
■このような高齢者はほとんど確実に
認知症になってしまうそうです。
その逆に、それが改善されると
認知症を予防できるようです。
驚きなのが、
アルツハイマー病になってしまうと
進行を止められないのですが、
認知症予備軍(MCI)は
改善どころか適切に運動すると
【全員】治るとおっしゃっていました。
■そのために今回紹介されたのが、
筋トレやストレッチを
その刺激を受けている筋肉を
【意識しながら行う】というものでした。
筋トレは筋肉に重力という負荷をかけるため
【きつさ】が普通感じられます。
ストレッチは普段縮こまる癖のある筋肉を
強制的に伸ばすので、
【伸びている】という実感が感じられます。
その感覚が分からないということは、
必ず筋肉では電気信号が発生しているので、
刺激が脳まで上手く伝わっていないということは
その感覚神経がおかしい訳です。
その感覚を実感できるように、
感覚の刺激を脳までつなげてあげる
訓練をしていくことが必要なことのようです。
■では、皆さんは当ストレッチ屋さんで
毎回パートナーストレッチを
受けていただいておりますが、
どのようにすれば良いかといいますと、
【伸びてる筋肉を意識してください】
「痛気持ちよーく伸びているなぁ」という
感覚を各筋肉を伸ばす時に実感してください。
そうするとその刺激は脳に伝わり、
筋肉が伸びやすくなります。
ということは以前から知られていましたし、
私達もお客様に伝えていることなのですが、
これにプラス!
それが脳にも良いんです!!
よく、マッサージや整体に行った時に
東洋医学的な観点からでしょうが、
【施術中に眠ってしまうと効果が落ちる】
と言われています。
それはこのような西洋医学的な観点で
説明することができる、
【脳への刺激】
とも関連しているのかもしれません。
今週もパートナーストレッチを受けて
是非、筋肉だけでなく、
あなたの脳にも刺激を与えましょう!!
運動はやると良いことだらけですね。
ストレッチは運動の一種です。
♪参考♪(メルマガバックナンバー)
運動3原則とは?!
http://goo.gl/zRmXSp