


- ——
- 現在はストレッチ屋さんのスタッフだけではなく、エステサロンでも働いているとのことですが。
- 八田
- はい、普通のエステサロンで勤務しています。
- ——
- 八田さんのようにエステのバックグラウンドがある方もストレッチスクールでやっていけると考えて大丈夫ですか?
- 八田
- もちろんできますね。
- ——
- ということで、そういう方達(エステの専門家)に向けて話していただけますか?
- 八田
- なるほど、わかりました。私は人に貢献したい、人を本当に癒してあげたい、人を喜ばしたいっていうのが基本にあるので、やっぱりエステもストレッチもそういう意味で同じだと感じています。
エステだからこういう形をしなきゃいけないとか、ストレッチだからこう形にしなきゃいけないってことではなくて、人の身体を触るっていうところでは共通していると思います。
- ——
- エステの他に健康や美容に関して持っている技術や資格はありますか?
- 八田
- 資格としてしてあるのは私はアイユルベーダ(インドやスリランカのオイルを使ったマッサージ)それをやりながら、フェイシャルもやっています。
- ——
- ご自身のプロフィールを書くと「エステ、オイルマッサージ、アイユルベーダ」が今までのお仕事なんですね?
学校を卒業してからずっとそちらの方をやられていたのですか?
- 八田
- 養護施設で福祉関係の仕事をしていました。
- ——
- 学校出て、養護施設で仕事して、その頃から人の役に立ちたいという意識が強かったのですね?
- 八田
- そうそう、すごくありました。「親のいない子ども達の施設に入りたい」っていうのがずっと夢で、それで東京に出てきて、学校に入って、本当にそういう施設に入れて、そこで子供達と一緒に時間を過ごしてってことができて、で、そのあとに結婚しました。
- ——
- ナイチンゲールの生まれ変わりのような人ですね!
- 八田
- (照れ笑いを浮かべながら)それをしたかったんです。実際ホントに!
本当に人に喜んでもらうことに自分の喜びがあります。でも、もしかしたらそれがそこだけじゃなくて、いろんなところでもできるなっていうのが、まぁエステに入ったきっかけなんです。

- ——
- 過去を振り返ると、東京に出てきて学校入って、福祉関連の施設に入って、現場に勤めて、ご結婚なさって、退職されて、育児をして、育児が落ち着いてきてっところでエステを習い、そしてエステ関係に勤めて、さらにパートナーストレッチに挑戦したんですね。エステはどのくらいやられてたんですか?
- 八田
- 6、7年くらいかな。
- ——
- 6、7年エステやって、そしてストレッチスクールのことを知ったきっかけは何でしたか?
- 八田
- ストレッチスクールに入ったのは、私の知り合いのつてでここのオーナーを紹介してもらいました。
自分がやっているエステの他に何かプラスになることを考えてて…、でもストレッチは今までやったことがないし、やれるかな、っていうのがあったんですけど、でもまぁ話は聞いてみようっていうところでお話を聞いて。そしてオーナーの話に共感して決めました。
- ——
- どんなところに共感したのですか?
- 八田
- ストレッチがすごくいいものだということを自分の中で体験したので、それを世の中に広めることでオーナーに共感したというのもあるし、勤務システムのことも含めて、これだったら私もできるっていう夢が…、夢というか、もっと自分が拡大するような感じがしたんです。
- ——
- 勤務システムとは具体的には何ですか?
- 八田
- 給与体系と人に対しての、自分だけじゃなくて本当にみんなで勝ちたいという、やっぱり経営者というのは自分がっていうところにある人がすごく多いのが今までの人達だったので「自分だけじゃなくてみんなでお金を稼ごうよ、世の中のために貢献しようよ」っていうところに立っているオーナーに共感しました。

- ——
- なるほど。ではストレッチスクールでの話をお聞かせください。
初めてご自身が受けたときって、正直どんな感想を持ちました?
「私でもできるな?」って思ったのか「わーすごいな」って思ったとか。
- 八田
- 「ストレッチって自分の概念と全然違うな」って、今まで自分が考えていたストレッチと受けたストレッチが全然違ったっていうのがあって、「こんなにいいものだったんだ!」っていうのは実感ありました。
- ——
- どこらへんがいいなって思ったんですか? 純粋に気持ち良かったのですか?
- 八田
- はい、すごく気持ちよかったし、今までの私のやったマッサージにもっとプラスしていけるものだな、と。
自分が今までもうちょっとこれがあるといいなってエステの中でやったのにプラスできるなって。
お客様をもっとこんなに喜ばしてあげることができるとか、よくしてあげることができる、改善してあげることができるなって、いうのが実際ありますね。
- ——
- 始めに施術を受けて「すごいな」っていう感想を持った上で、今度はご自身が施術する側として習ったわけですよね。
習ってみたときに、一番難しかったことはなんですか?
- 八田
- 私は年齢もいっているので「覚えるのが大変だな」っていうのがあって、あとは「自分がわかっている」っていうのがあったので、それはやっぱり外して、今考えるとね、一から学ぶっていうところで取り組んでいたらもっとすんなり入ったのかな、なんて思いますけどね、今思うと。
- ——
- でもやっているときは自分の経験とか、自分の持っている知識とどうしても比較してしまったんですね?
- 八田
- そうそう「自分はすでに充分わかっているし」とかありましたね
- ——
- 仮に八田さんと似たよう経験を持つ人が学ぶとしたら、自分が持っている知識や経験は一旦脇に置いてやった方がいいんじゃないか?というのがアドバイスと。
- 八田
- はい。
- ——
- 実際にはどのような形で学んでいましたか?
- 八田
- 通常の仕事の終了後に週3回で研修に通っていました。3ヶ月くらいかな。
エステティシャンをやっていたので、人の身体に触るのは慣れていましたが、ストレッチは全く新しいことでしたので、頭でわかっても自分の身体に入ってくるまで時間がかかりました。
通常の仕事も朝早くからで、その後研修でしたので疲れはありましたが、期待感や楽しさの方が強かったので、イヤになったことは一度もなかったですね。
- ——
- 不安はほとんどなかったのですか?
- 八田
-
研修は3人でスタートしたので、はじめは自分が出席できなかったり、参加する時間がずれると「置いてかれるのではないか」という不安がありました。遅れを取り戻さないとまずいとしていると、オーナーに「自分のペースでやればいい」といわれ、安心したと同時に、空いている時間に自分から声をかけて練習させてもらったりしましたね。
ちょっとでも気になるところや、わからないことがあったらオーナーや一緒に研修している仲間によく聞いてましたよ。そこから、とにかくやってみないとわからないってことがよくわかりました。
今思うと実習中(研修中)は頭で覚えようと必死でしたよ。身体の専門的な話でも研修中は頭で憶えようとしていたので入ってこなかったです。本当に実践で知識を掴みましたね。
そして研修中の仲間は私が今まで会ったことのない職種の方ばかりで、同じ目的に向かってこの機会に知り合うことができました。今でもこの方たちとの仲間意識は強いですね。
- ——
- 学んでいて楽しいと感じたプロセスは何ですか?
- 八田
- そして、研修終了後の現場では、研修中にやったこと以上にお客さんから学びました。
お客さんの前では新人もベテランもプロとしては一緒ですし「これはできる」「これはできない」なんて言ってられないですからね。同じスタートだった仲間とも意識を高め合って楽しくやっています。すごく感動するのは、施術が終わった後に「あ、ちがう!」っていうふうに言ってくれるお客様の声を聞くのがやぱりすごく嬉しいです。
- ——
- 学んでいく中で「自分は一皮むけたな」というものはありましたか? 「あ、なるほどね」って。
- 八田
- 「ストレッチのこのことがエステのこういう部分が活きるな」って。逆に「エステのこういうことがストレッチに活きるな」っていう何か繋がったような体験がいくつかあります。身体の中のことを含めて自分が今まで知ってたものにストレッチを入れることによって繋がりがもっと深くなった、もっと明確になったっていうのがありました。
- ——
- 振り返ったときに他に重要だと思ったことはありますか?
- 八田
- お客様に聞かれる質問がいっぱい出してあるんですけど、知識的にも覚えておいた方が良かったと考えていますね。
- ——
- お客様からの質問に対して自信を持って臨めるようにすることが大事なんじゃないかと。
- 八田
- そうです。

- ——
- 今まで施術してきた中で、一番感動したこと、一番やってて良かったことって何ですか?
- 八田
- 一番やっててよかったことはお客様の身体の変化があったことです。とある50半ばすぎくらいの常連の女性のお客様をたまたま私が初めてその日に担当したんですけど「ぎっくり腰になりそう」って言われて、一応一時間のコースの予約でしたが、「30分にしてもらってもいいですか?」っていうふうに言われたんですね。そこで、「そこは様子見ながらやりますけども他のところほぐした方がよいので一時間のほうがいいと思いますよ」って会話をしたんですね。そしたら「おまかせします」というふうに言われたので、まだひどい状態にはなっていなかったんだけれども周りがやっぱり固い状態だったので、そこをやはりほぐして、腰の痛いところはさらっと流すって状態にして、腰のストレッチはいつもより控えめにしました。そして最後には「すごい楽になった」っていうふうに言っていただき、一週間後にまた私を指名してきてくださいました。「いかがですか」と尋ねたら「もう腰痛くないの」ってすごい喜んできてくださって、それから毎回来てくださっているんですね。
それからずっと腰の状態もいい状態で、何が原因かってこともいろいろと話をして、私も身体のことも勉強したこともあって、エステの知識も加えてその方といろいろお話させてもらいました。「冷えもすごく良くなりますよ」っていう話もしました。その冷えは自分でも気づかれていなかった話だったんですよ。でも「これだけ冷えてますよ」って話をしたら、「じゃあどういうふうにしたらいいですか」っていうところでアドバイスしたりして、「じゃあやってみます」っていうことで、一週間後にいらしたときは「自分でも気にするようにします。ちょっと暑いなって思っても気にするようにしました」っておっしゃって、そしたら確実にその方の身体の状態が変わってきてるんですよ。「以前には感じられた体の冷えが少しづつなくなってきて、体の状態が、筋肉が伸びやすくなった。前はこのあたりがいくらやっても凝りが取れなかったのが少し柔らかくなって、ほぐしやすくなった」っていうのが今実際にあるので、それもお客様と実感として感じているっていうところで、私のなかでもすごい励みになりますし、ほんとに感動だなって。
- ——
- おお、いい話ですね! こういう話が積み重なれば積み重なるほど、深まれば深まるほど、このパートナーストレッチの世界がどんどん大きくなっていきますよね。
最後に「こういう人と一緒に働きたい」、逆に「こういう思いがあるんだったらやめた方がいいんじゃないの」っていうのをそれぞれ教えてください。
- 八田
- そうですね、本当にこの仕事が好きな人、人が好きで人にサーブしてあげたい、貢献したい、癒してあげたい、喜ばしてあげたいっていう人、こういう人じゃない人には向かないです。とにかくなんとなくやるっていうような、マッサージは好きだけど、みたいなっていうところだけじゃなくて、やっぱり人を喜ばすことに自分が喜びを感じるっていうことは大切ですね。
- ——
- そこさえはずさなければ大丈夫と。
- 八田
- はい、人に貢献したい人です。そんな方にはこのパートナーストレッチは最高です。
- ——
- ありがとうございました。