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お知らせNews

2016.07.09

【第63号】認知症予防のための脳刺激NO3

■今回メルマガも前回の続きです。

 先日、夕刊フジ主催の
 「認知症予防のための運動セミナー」

 に、常に【情報】と【勉強】ということで
 参加してきました。


 初回のメルマガの内容は、

 【認知症予防には運動が一番効果的】

 ということでした。


 前回の内容は、

 【なぜ運動が効果的なのか?!】

 &

 【パートナーストレッチの適切な受け方】

 についてでした。


 今回は最終回です。そのセミナーの中でも、
 「へぇー」と思ったことをご紹介します。


■まず最初に健康3原則でもある、

 【睡眠】

 についてです。


 その中でも昼寝についてですが、


 人の脳は寝入ってから最初の30分で
 覚えたことを脳に記憶させるそうです。


 そのため、

 「受験生が眠らずに勉強しています。」

 というよりも眠ったほうが、
 その前に勉強したことが頭に入るそうです。


 ですので、高齢者の方も昼寝をするなら
 30分以内が良いそうです。

 逆に30分以上寝てしまうと、
 認知症になる確率が増えるそうです。


 それを聞いて会場内にいた200名の方々は
 1時間?1.5時間昼寝をされている

 という方々ばかりでびっくりされていました。

 教授から、

 「ボケるのでやめてください」

 と言われていました。


 よく昼寝はし過ぎてはいけないとか、
 15分?20分の昼寝が一番良い

 というのはこういった脳への刺激という
 観点からも間違っていないのかもしれません。


■次に、前回のメルマガで紹介した

 【感覚神経】

 が正常に機能するようにする。

 ということに関連して、


 筋トレやストレッチをしていて
 カラダが感じる、


▼キツサ

▼大変さ

▼痛み

 等の感覚

 を脳が電気信号として感じられるようにしておく
 ことが重要だと紹介しました。


 筋トレをするとその翌日、あるいは数日間
 筋肉痛が起こります。

 この期間に筋肉はもっと丈夫になろうと
 成長するのが筋トレの原理です。


 教授がおっしゃっていたことで、

 「トレーニング時のキツサは脳を鍛えています。
 次の日やその後の数日カラダのキツサ、だるさは

 カラダの筋肉を鍛えています。」

 は私も今後使用できるフレーズだと思いました。


 今まで私も10年フィットネス業界にいますが、

 高齢者の運動に関してはずっと

 「無理のない範囲で運動しましょう」

 という風潮でした。


 それがここ数年、脳科学の研究と、
 認知症の研究がさかんに行われていて

 【脳への刺激が大切】

 という観点から考えると、

 【少し頑張って運動する】

 ということが言われ始めています。

 今後はこちらの風潮になっていくのでは
 ないかと私は感じています。


 もちろんどの程度がその人個人個人にあった
 運動強度なのかを見極めるのが、

 私達トレーナーの仕事です。


■このメルマガにて3回にわたり、
 【認知症予防】を紹介しましたが、

 これだけ医学が発達した時代に

 【生活習慣病】

 のリスクのさらに先、

 先というのはもっと長生きする時代が
 私達の代でやってきます。

 その先に【認知症】があるということです。

 私は70代、80代のお客様を担当することが
 多いですが、

 冗談にも、

 「先にボケたもん勝ちだ、
 ボケたら何にも分からないからね」

 とおっしゃる方がいますが、


 誰だってボケたくはないでしょうし、
 それが予防、回避できるとなれば

 運動をやらないわけにはいかないはず!!


■このメルマガを
 きちんと読んでくださっている皆様は

 健康に関心のある方です。


 そのような、

 【生活習慣病】

 【認知症】

 を予防するためには、


 今から、健康3原則である、

 【栄養(食事)】

 【休息(睡眠)】

 【運動(ストレッチ・筋トレ・有酸素運動)】

 の見直しをするチャンスにしましょう。


 また私達は1人で生きているわけではないので、
 周りの人も大切な存在です。

 自分さえ良ければいい、ではなく、
 周りの皆が健康というのが一番いいことです。


 早速、周りの方も巻き込み、

 できる範囲からの運動を
 ご自身で取り入れていきましょう!!


 明日、又は来週、
 又は、涼しくなったら始めよう


 は絶対に始まりませんからね!!


 あるいはこの3回のメルマガを
 読んでいただいても、


 「まだ自分は若いから関係ない」
 と思っている人がいらっしゃったら、

 そういう人が一番危ないのです!!

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