■先日、夕刊フジ主催の
「認知症予防のための運動セミナー」
に、常に【情報】と【勉強】ということで
参加してきました。
これは購読者向けセミナーでしたので、
トレーナー向けセミナーではありませんでした。
案の定、参加者は200人中、
65歳以上がほとんど
私のような年代の人は2人しかいませんでした!
■厚生労働省によると、4年前のデータで
7人に1人が認知症だそうです。
認知症と認知症予備軍も含むと高齢者の
【4人に1人】25%が該当するそうです。
そのセミナーでは
メモリークリニックお茶の水院長
朝田隆教授が前半講義されていました。
現在、認知症の研究はかなり進んでおり、
明らかになってきた部分が多いそうです。
ここ30年、論文も1000以上でてきていて
分かったことが、
認知症は、
【遺伝的要素はほとんどない】
【運動による効果が一番大きい】
ということです。
■生活習慣病というのはもう皆さんご存知のとおり
▼がん
▼脳血管疾患
▼心臓病
▼糖尿病
▼高血圧
▼高尿酸血症
▼脂質異常症(高脂血症から呼び名が変わったもの)
といった病気のことで、
生活習慣が原因となるもののことです。
今回、学んだことは、
この生活習慣病の【延長】で、
年齢が75歳以上、特に80歳をこえると、
認知症が発症するということでした。
ですので、
生活習慣病の予防には【運動が大切】と
言われているのは昨今当然でしたが、
そのまま歳を重ねると、認知症になるのなら
【運動】
はやはり続けなければいけないものということ。
■ここからは私の意見ですが、
30代?50代での生活習慣
特に
運動・食事・睡眠・喫煙・飲酒
の方法を改めないと、
【5?70代で生活習慣病になるリスクがある】
それを超えて、
80代まで長生きすると、
今度は認知症のリスクがやってくる。
医学の発達は今後もますます加速しますから、
もっと今以上に平均寿命が延びます。
【運動が効果的だ】
とすでに医学で証明されているわけですから、
「早く運動を人生の中にとりいれるのは必須」
です。
次回は、
そのセミナーで行われた、
認知症予防の筋トレ&ストレッチ
に関して詳しくご紹介いたします。
ポイントは、
【脳への刺激は筋肉から伝える】
がとても有効だそうです。